GIANT KILLING全巻設置したよ〜!

30 4月


どうもこんにちは〜!
プログラミングよりもポエミングが得意なCTO、やまかなです。

そんなやまかなの愛読書であるGIANT KILLING全巻を勝手に会社に設置しました!👏

アニメ放映時からはまってずーっと連載追いかけ続けてきてるんですが、サッカー漫画というよりは、ビジネス書として愛読していて本当におすすめ!
そしてメイプルに入社してから特に好きだと思えるシーンが3つあるので、いいタイミングなのでご紹介したいと思います。

組織のリーダーの在り方の話

1つめは2巻の東京Vプレマッチ戦で、平泉監督がボランチの三雲に対し

「そのことでお前の評価は下がらん」

というシーン。

三雲は潰し屋としてトップチームに上がったという自負があるので、シャリッチとふたりで回せというオーダーに対してやや不服なところもなくはない。

それでも全体最適のためには自分の持ち味を殺してあえて凡評価に留まるような働きやポジションを飲まなきゃならない。

エンジニアの仕事でも、そういった場面は少なくないですが、その時に「そのことでお前の評価は下がらん」と言うフォローができる平泉監督は敵チームの監督ながら本当にカッコイイ!

弊社の望月社長も、エンジニアのプライドが傷つくような場面でのフォローにはすごく長けていて、平泉監督とはどこか似てるな〜と思い、良い上司に恵まれたと思う好きなシーンです。

まあ、うちの社長はこんなにダンディじゃないですけど。

自分がどうキャリアを積んで戦っていくかの話

2つめはだいぶ後半ですが41巻の日本代表戦で持田が

「(トップ選手というのは)周りに期待されたらそれに応えるだけじゃなく凌駕するような結果を出して黙らせるようなやつだと思うよ」

というシーン。

持田は、同じぐらい死ぬ気のヤツじゃないと同じピッチに立ちたくないなどと言ってみたり、実力はすごくあるけど監督目線で言えば使いづらく超ワガママな選手なのですが、怪我で自分の選手生命がもう長くないことを常に突きつけられていて、いつでも死ぬ覚悟でピッチに立っているので常にギラついてるキャラです。そして実際に人を黙らせるだけの結果を出している。

私がメイプルの上場に自分の人生を賭けると決意した時が丁度30歳。

自分の女性としてのキャリアやライフイベントを考えた時に取り返しのつかない覚悟を決めなければいけないと思い、フィリピンのセブオフィスを設置して数人のメンバーと頑張ってきたわけですが、自分の覚悟と周りの温度感にギクシャクしてしまった時、このセリフを読んで思わず涙しました。

私もそういうふうに期待を超えるような働きで上場させたい。

そうじゃない本気の人とは一緒に働きたくない。同じピッチに立ちたくない。

必ず、私の選択は正しかったのだと結果を出して黙らせてやる。

そんなふうに怒りを覚え、漫画のキャラクターに励まされ続けて頑張ってきたわけですが、いつしかメイプルの環境も随分と変わって、気づけば彼らになら背中をあずけてもいい、一緒のピッチに立ってゴールを目指したいと思える人たちが集まってきたんですね。

それは次で紹介するメイプルのスタンスにみんなが共感してくれているからなのかなと思っているのですが。

仲間とどうありたいかの話

そして3つめは少し遡って14巻。石浜に移籍オファーが来る話の最後に

「さて、最後にフットボーラー同士の話をしようか」

というシーン。
監督の達海(主人公)が、俺のフットボールにはお前が必要だから残ってくれって言う一方で、選手としての石浜に一番最適なキャリアを積む道はどこなのか、チームの監督としての立場を超えて、フットボーラー同士の話をしようっていうシーンなんですけども、現実にはそんな風に言えるのって難しいじゃないですか。

だけど、メイプルの離職率100%っていうテーマはまさにこれをやろうとしてるわけなんですよね。

せっかく縁あって入社してくれたんだから、メイプルに残って欲しい。

けれど、最後はエンジニアとして、貴方の人生に一番いい選択肢を一緒に考えたい。

仕事では、自社サービスの開発リーダーとしてのやまかな、メイプル開発部としてのやまかな、と2つのパーソナリティをもっていて、その時々の顔で厳しいこと言ったりもするんですが、最後はどこにも属してないただのエンジニアとして話ができたらいいな、そんな風に思います。

さいごに

既にGIANT KILLING読んでて監督に恵まれたい人、漫画読みたいな〜って人もメイプルに遊びに来てね!

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