【社長インタビュー】エンジニア業界の再構築を人生をかけて挑戦し候。後編。
20 8月
大変お待たせしました。
大人気企画、「望月社長インタビュー」の後編をお届けいたします。
〜創業から新サービスPRO-SESSが立ち上がるまで。エンジニア業界を再構築する展望〜
ー最初の事業として、エンジニアの集団としてシステム開発の事業を行なっていました。起業してみて、辛かったことなどありましたらお聞きしたいです。
ないよ。ないと思ってる。
辛いと思っちゃいけないと思ってるし、全て乗り越えてきたから。
特に失敗したなとかは思ってなくて、失敗を乗り越えられなきゃ会社が潰れるじゃん。
よく、1年後にほとんどの会社が潰れるとか言われるけれど、
それは経営センスがないんじゃなくてメンタルが折れるからだと思うよ。
実体験で例えると
一番最初は友達が社員になってくれたりしたんだけど、彼らが会社をやめたりする日が来たりする。
今まで友達だと思ってた人たちが友達じゃなくなる瞬間って来てしまうんだよね。
社長と社員の関係となると、給料を払う、もらうの関係になってしまうからね。
ー辛いですけども、やめた方たちもきっと苦渋の選択だったんでしょうね…
最初は本当に折れそうになるけど、じゃあそれで会社の経営を辞めるの?てなるよ僕からすると。
辛いことをなんとか乗り越えて今があるし。
辛いこと以上に嬉しいこともたくさんあったよ。
ーさて、ここからが本題となりますね。
今回、エンジニアと案件とを直接結ぶ企業間マッチング「PRO-SESS」というサービスをやろう!と思ったきっかけをぜひお聞かせください。
「何か自分たちでサービスやってみたいよね。
みんなどこに困ってるんだろ。どこを改善すればいいんだろ」
と探った時に、
業界の多重請負構造やしがらみを壊したいと思ったんだよ。
SES業界で本当はこうなった方がいいのに、
と思っていることがたくさんあるのに、みんな諦めていることがあまりにも多かった。
みんな、心の中では業界を変えたいと思ってるはずなのに、
この業界変わらないからね、と口を揃えてというところ。
それをなんとかしたいと強く思った!
※SESとは…「システムエンジニアリングサービス」の略。
システムエンジニアが行うシステム開発等に関する、委託契約の一種(委任・準委任契約等)で、システムエンジニアの能力を契約の対象とするものである。〜wikipediaより
自社に所属しているエンジニアを他社とシェアをするサービスです。
ーそれは望月さんが14年間SES業界に関わってきて想いがあってこそですね。
そう。
言い方は悪いけど、古い体制のこの業界はやっぱりなかなか変わらないんだよね。
あとは若い我々に任せて欲しいなって思ってるよ笑。
ー今は、SESと受託案件の企業間マッチングに特化していますが、今後の展望をお聞かせください。
エンジニアにまつわるものは全て取り入れていきたいと思っているよ。
教育や採用、キャリアプランコンサルなんかもやっていきたいかな。
エンジニアに関わる何かが全て揃っているプラットホームとなりたい。
あとエンジニアの民間資格も作りたいね。
ほら、エンジニアは何を持ってスキルを計られているのかわからないじゃない?
ーエンジニアさんの単価も会社によってマチマチですし、言い値ですものね。
そう、例えば
JAVAという言語を使っての開発経験が3 年以上のスキルが欲しいという案件があったりするけど、1年だけしか経験ない奴だってとんでもない技術を持ってたりすることもある。スキルの目安の物差しも作りたい。
あと、資格を持っていたら採用されることがあるけど、
ITの資格持っていても、その資格自体が日々進化する技術には全く追いついていないんだよね。
もっと生きた資格を作りたいと思ってるよ。
例えば、HTMLやCSSを使ってホームページ作ってみましょうというのがない。
webデザイナーのポートフォリオも、資格がないから全て主観になってしまうしね。
ーこれからエンジニアを目指す人に伝える言葉は?
僕らが業界変えてない限りこの業界には来ない方がいい。
趣味でやってたプログラミングを仕事にしてしまうとそれが面白くなくなってしまうから。
思ってたのと違う仕事をやらされることもたくさんあるんだ。
じゃあそれを仕事にするとなると、ちゃんと環境が整えられてたらいいかなと思うけど。
今のところだと、この業界おすすめしないって声を大にして言いたいかな。
業界をよくすることができたら、僕も現場に戻りたいな。
やっぱり楽しかったからね。
ー社長が現場に戻れるように必死で営業します..笑。お忙しい中、お時間をいただいてありがとうございました。
うん、ところで藤田この原稿いつまでにwantedlyにあげれる?
(藤田、冷や汗が止まらず….)
望月社長のインタビューは以上になります。
我々社員も知らなかった一面が暴けたり、改めて今後の展望のお話が聞けたりと
良い機会をいただけました。
次回はみんな大好き弊社の西山CTOインタビュー
「僕は有名になりたい」を掲載予定でございます。
また、定期的に違ったテーマでインタビューをしていこうと思いますので
乞うご期待をっ!
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